アポロねつ造問題 着陸船

水依存 2.jpg

 アポロ問題、着陸船の問題について、2つの資料を検討する


      


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1489433434


質問

■着陸船について
着陸船には大きな燃料タンクがありません。
指令船を地球の軌道に乗せるために、サターンというあれほどどでかい燃料
を必要としたのに、
着陸船では、着陸・月面離陸・月軌道・指令船に接近、という仕事をしなければ
なりませんのに、大きな燃料タンクがありません。サターンがあれほど大きい
のは、燃料のためですね。いくら1/6の重力でもにも小さすぎますね。
月の軌道は、地球の重力も影響してきますので難しいかと思います。

■答え

>燃料タンクの件

で,あなたは実際に計算したんですか?
多分あなたはできないでしょうから,私がざっくり計算しましょう.
上昇モジュールの質量は約4.6t,上昇用エンジンは15.6kNが1つ,月面の重力加速度は約1.6m/s^2です
また,燃料の重量は約2tとされています.
(上昇モジュールの全備重量とモジュールのみの重量の差から算出)

上昇時の運動方程式は
(4600)*a=15600-(4600*1.6)
つまり,宇宙船は1.79m/s^2の加速度で上昇するということ

これを点火からt秒間続け,その後惰性で上昇し
ランデブー高度である110kmにて対地速度0に到達したと仮定すれば

エンジンを停止するまでに上昇した高度H:1/2*1.79*t*t
エンジンを停止したときの速度V:1.79*t

エンジン停止から速度0になるまでにかかる時間t2:V/1.6
エンジン停止から速度0になるまでに上昇した高さh:1/2*1.6*t2^2

h+H=110000m(ランデブー高度)ですから

連立方程式を解いてエンジンの噴射時間tを出せば
t=271秒と出るわけです.

つまり,2000kgの燃料で271秒間噴射できれば必要な高度に到達できるわけ.
余裕見て300秒だったとしても,1秒あたりに消費する燃料が6kg以内なら燃料は足りる.
で,N2O2の一般的な比推力が440だそうだから,15600Nの推力を持つエンジンの燃料消費は

15600/(9.8*440)=3.6kg/s

となり,十分に軌道に上がれるだけの燃料を持っていたことになる.
(実際のランデブー高度は80kmだそうだからもっと余裕だし,
上の計算は燃料の減少分を考えていないからさらに余裕)

ちなみに,2tの燃料は約1.3m^3だそうだから
1m*1m*1.3mの直方体があれば十分に燃料を積んでおけるということになる.

さて,計算もせずに「大きな燃料タンクが必要だ」と決めつけた根拠は何でしょう?

最後に,私は科学者で,それ以前に理論的な現代人だと自負している.
そんな私にとって,

実験しない
計算しない
検証しない

そんなだらけた人間の

「だと思う」
「ありえない」

という言葉は,現代社会に対する冒涜であるとさえ考えている.
分別付かない子供ならともかく,まともな大人がこのようでは
この国の先が思いやられるというものです.
(逆にいえば,きちんと考察された結果としてのトンデモ説を否定する立場にはないということ.)


■問題点

  下降時の困難さと、燃料消費量が抜け落ちている。お粗末な回答である。


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その他

「アポロ月着陸船は月から離陸できるのか?」

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n274654

必要推進剤重量を算定

このスペック表の数値から必要推進剤重量を計算します。それにはツィオルコフスキーのロケット方程式を用いて、必要燃焼時間を求める必要があります。
推進剤消費率は推力と比推力から求め、最終速度は月の周回軌道に乗る速度ですから、実際にランデブーしたと言われる高度80[km]を円運動するための速度を使用します。
ロケット方程式:(M0-mt)/M0 = exp(-V/Isp)初期重量:M0[kg] = 4,670[kg]推進剤消費率:m[kg/s] = (15.57×10^3[N])/3,050[N.s/kg] ≒ 5.105[kg/s]燃焼時間:t[s]比推力:Isp = 3,050[s]最終速度:V = √GM/r ≒ 1.643[km/s]   (G:万有引力定数、M:月の質量、r:回転半径)
数値をロケット方程式に代入してtについて解くと t ≒ 373[s]となります。
これは高度を考慮しない燃焼時間ですから、軌道に乗った時の位置エネルギーと運動エネルギーを用いて、高度を考慮した燃焼時間に換算します。
運動エネルギー:F1 = 0.5×(M0-mt)×V^2位置エネルギー:F2 = (M0-mt)×g×h373[s]×(F1+F2)÷F1 ≒ 409[s]
よって、必要燃焼時間は約409秒となり、推進剤消費率が5.105[kg/s]なので、必要推進剤重量は約2,090[kg]となります
スペック表の推進剤重量2,353[kg]ですので、余裕を持って軌道に乗れることが分かります。


■問題点

  下降時の困難さと、燃料消費量が抜け落ちている。お粗末な回答である。


さらにアホな質問者

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14143463569/a354952679

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お教えいただきました、URLに疑問点の答えがすべて載っていると思います。
ありがとうございます。

またご回答いただきました皆様に心からお礼申し上げます。
ずっとモヤモヤしていたものが、晴れた思いです。

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アホか。笑ってしまう・・・

低脳だね・・・